• 途上国を深く知る・体験する

    スタディーキャンプin Nepal

    応募締め切りは、12月20日まで

    *延長あり

  • ネパール大地震発生から1年半以上が過ぎた今

    現地時間2015年4月25日11時56分にネパールの首都カトマンズ北西77km付近、ガンタキ県ゴルカ群サウラパニの深さ15kmを震源として発生した地震で、アメリカ地質調査所(USGS)によれば地震の規模はMw7.8と推定されています。死者:8567人、負傷者:15,269人、被災者:約800万人(人口の約30%)

    あれから一年以上が経ちましたが皆さんは、彼らの今の状況をご存知でしょうか?

  • 大地震後の現状

    現地の様子や支援のリアルな様子を事前に知っていただくために、現地からの生の情報をお届けします。現地コーディネーターのtunekoさんに調査をしていただきました。

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    テントでの避難生活

    カトマンズの郊外にテント村があります。そこでは、とても被害の大きかったシンドゥパルチョークから非難をしてきている方達が大勢避難しております。テントの数は、200弱あります。

     

    彼らは、生活をしていくために日雇いの仕事やトラックの運転手などで生計を立てています。トラックの運転手は、中国の国境沿いにあるシンドゥパルチョーク経由で中国から物を運んでくるお仕事です。また、政府としては元の場所に戻ることを推進しておりますが、まだ多くの方が元の場所へ戻れておりません。

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    テント村に住む全盲の女の子とおばあさん

    この家庭は、シンドゥパルチョークの自宅が全壊して住めなくなり、被災後にテント村に非難してきました。初めて来る町では仕事も中々見つからず、生活が苦しいので、仕事がもらえるように洋裁などを習いたいと話しております。

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    家に戻れない理由

    家を建て直すためのお金がない。

    彼らは、自宅があった場所ががけ崩れに遭遇したり、自宅が住めない状態になったのでカトマンズに住んでおります。そして、しばらくカトマンズに住むうちに子供達もこちらで学校に通い始め、また引越しをするのもお金がかかり大変だからです。政府では、家屋を立て直すための費用を個人へ負担をするという話が出ておりましたが、そもそも負担金が少なかったり、もらえていない方々が多くいます。

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    テント村の人々の心境

    早く家に戻りたい!​

    避難してきている人々はもちろん元の場所に帰りたいと思っています。そこしか自分の土地など、所有の場所がありませんし、テント村では自立できるだけの仕事がありませんので、子供を学校へ通わすこともできません。

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    日本からの支援金は現地に届いている?

    実は、現地の団体にそのまま渡すのは危険

    まず、我々は実際に被災者の方々が住むテント村での聞き込みを行いました。被災者からの最初の一声が「あなたたちが直接テントを一つ一つ訪ねてあげるものをあげないと、公平に人々に渡らない。団体にあげたら、そのお金で家を買ったり、車を買ったりしている。」と衝撃的なことを言われました。それが、現実のようです。

     

    また、途上国で活動をする際には、現地での団体登録や更新が必要なのですが、それを怠ると政府から摘発され、活動停止になるそうです。ネパールで活動をされる日本の団体も幾つか摘発されているそうです。

  • ツアーにかける想いと理念

    現地に行かなくてはわからない生の情報はたくっさんあります。このスタディーキャンプでは、現地を深く知るコーディネーターとともに、現地のディープなリアルを肌で感じ、知っていく内容にしております。

    ツアーへの想い:社会課題を知り、興味を持つ若者を増やしたい

     日本だけでなく、世界中にはまだまだ解決されていない貧富格差があり、これは絶対に解決されなくてはいけない事だと思います。しかし、日本で普通に暮らしているだけでは、そのような現実を知ることができません。まずは、海外に興味を持ってもらいたい思いから「Worlli.com」という海外情報メディアをスタートさせ、その先のステップとして実際に途上国へ行ってみるツアーを企画しました。

     

    途上国に実際にいくことで、言葉では言い表せない衝撃が一人一人に訪れるはずです。その中で巻き起こる自分の中での化学反応をしっかりと形にし、それぞれ帰国後にいかしてもらえたらと思います。

     

    今回のツアーのテーマは、途上国の現状を深く知り、自分たちにできる事を見つけるです。具体的にはまず、様々な場所で現地の貧困に苦しむ方々の現状を調査し、課題を洗い出していきます。そこで得た情報をもとに、自分たちにできるソーシャルビジネスを現地の方々からアドバイスをもらいながら考えていきます。 

    ツアーの理念:For you精神

    私は、自分が成長したり、成功するためには、まず周りのために考え、行動できるようにならなくてはいけないと考えております。つまり、”自分軸”から”相手軸”へと変わることです。今回のツアーでは、準備の段階から、途上国の方々の為に私達ができることは何なのかを突き詰めていきます。ツアーを通じて、自分自身の今後の生き方が必ず、変わるはずです。

  • スタディーキャンプの内容

    今回のツアーでは、途上国の現状を深く知り、自分たちにできること考えていきます。

     

    国際協力の方法を考えようとするときに、大きなことをしないと意味がないと思い込んでいる方が多くいますが全くそんなことはありません。例えば、実際に自分が見てきた現地の様子を発表する勉強会を開催したり、体験したことをブログなどで情報配信することも意味のある国際協力の一つだと言えます。

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    1:現状を知る・学ぶ

    現地の苦しむ方々にインタビューをし、課題を深く知る。

    ・NPO訪問

    NPO1:現地NPOマイティ・ネパール

     

    団体紹介:ネパールの人身売買を廃絶するために、被害者のためのリハビリテーション・センター、トランジット・ホーム(避難所)、HIV/AIDS感染者のためのホスピスを運営し、識字教育、職業訓練、収入向上プログラムなどを実施しています。CNNヒーローズ」でヒーロー・オブ・ザ・イヤーを受賞。

     

    NPO2:WDSO(外部の女性自立支援団体、バッグなどの手作り品をフェアートレードで販売している)

     

    NPO3:現地NPO CWIN( 学生から始めた団体)

     

    ・学校訪問(バロダヤ小学校)

    ・職業訓練学校(エカタ・アカデミー。コーディネーター支援中)

    ・孤児院訪問(ライジング・ロータス・チルドレンズ・ビレッジ)

    ・現地病院訪問&清掃奉仕

    ・被災者の方が集まるテント村訪問

    ・現地ホームステイなど

     

    *内容は大幅に変わる可能性もある

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    2:アイディアを形にして、発表する

    1職業訓練学校、2被災者が集まるテント村での課題を解決する為のアイディアをまとめて発表します。

    • アイディアに継続性を持たせるためのフレームワーク学習
    • 自らの強みを洗い出すワーク
    • お金を集める様々な方法のレクチャー
    • 日々MTGなど
    • 現地活動家を招き、アイディアを発表し評価をしてもらいます。アドバイスを元に更に、プロジェクトに磨きをかけていきます。

    *実現可能性の高いプロジェクトに関しては、帰国してから具体的にアクションを起こしていきます。例)クラウドファンディングの実施、イベント出店など

  • 今回のツアーでしか得られないポイント

    途上国の現状を深く知り、自分たちにできる事を見つけ、仕掛けていく。

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    途上国のリアルを深く知る

    現地の方による唯一無二のツアー

    メディアや書籍などからの情報よりも、現場を見ることに勝る情報はありません。今回は、ネパールで旅行代理店を長年されている現地の方がコーディネーターをしてくれます。他のどのスタディーツアーよりも、ネパールのディープな部分に触れることができます。

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    アイディアを形にできる

    専門家からのフィードバックも得られる

    今回のツアーは、現地を知るだけではなく、自分達にできる事を考えてもらいます。現場を深く調べるほど、アイディアも自然と見えてきます。さらに、発起人の池田によるアイディアを形にするためのレクチャーを現地で受けられます。

    現地NGOにアイデアを発表しフィードバックをもらいます。フィードバックを基にプロトタイピング(試行)を行います。

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    様々なNPO・NGO団体を訪問

    国内トップクラスの団体をチョイス

    途上国の課題を解決するために、活動をされているボランティア団体を訪問できます。訪問する団体は、20年以上にわたりボランティア活動を行ってきた現地コーディネーターが築きあげた人脈の中から厳選した団体となります。「CNNヒーローズ」でヒーロー・オブ・ザ・イヤーを受賞したマイティーネパールも訪問予定です。

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    刺激しあえる仲間

    海外留学中の方、や外国人も参加

    今回のツアーは、日本に住んでいる方だけでなく、海外の大学に通う学生や外国人も参加予定となっております。様々なバックグラウンドを持つ仲間と語り合ったり寝食を共にするため、沢山の気付きや刺激をもらうことが出来ます。

  • ツアー詳細情報

    【形態】現地集合・解散のボランティアおよびスタディープログラム​

     

    【期間】2/11~2/18 7泊8日(内機中1泊、現地集合・解散)

    *12月中に確定します。

     

    【訪問国】ネパール連邦民主共和国

     

    【言語条件】無し。全行程終日日本語コーディネーターさんが同行します。

     

    【宿泊施設】市内ホテル(他の方と相部屋)&ホームステイ

    ※一人部屋(オプション)にすることも可能です。

     

    【募集人数】10名程度(最少催行人員 6名)

    * 応募者多数の場合は先着順となります.。応募締め切りは年内とします。

    *団体でのご応募も受け付けております。

     

    【食事】1日3食(基本的に、現地の食事となります)

     

    【参加資格】

    18歳以上の学生,社会人で参加動機が当プログラムの趣旨と合致している方.

    開発途上国へ渡航したことのある方が望ましいですが,必須ではありません.

     

    【プログラム費用】9万(税別。渡航費以外含まれない。渡航費は5,5~8万程度)

     

    *先着5名まで1万円割引!

     

    *費用に含まれるもの

    宿泊費、食費(1日3食)、本ツアーのプログラムに関連する費用(移動費、施設利用費など)

     

    * 参加費用に含まれないもの

    航空券代、空港施設使用料、海外旅行傷害保険,ビザ取得費用(25ドルほど),予防接種費用,娯楽費,お土産代等

     

    【スタディツアーの日程】決まり次第、アップします。

  • ツアースケジュール詳細

    2月11日に日本を出発し、2月19日に日本に帰国予定です。

    2月11日

    ・日本出発

    2月12日(現地滞在1日目)

    ・カトマンズ空港に到着

    ・昼食、ボーダナートにある避難所(テント村)見学、飲料水配給プログラム。

    ・(時間があれば)被災地、ローカルマーケット見学

    ・ライジングロータス孤児院顔合わせ     

     

    宿泊先:ライジングロータス

    2月13日(2日目)

    ・ギャノダヤ学校でネパールの学生達とのディスカッションおよび質問会

    ・マイティネパール訪問

    ・CWIN訪問

                            

    宿泊先:ライジングロータス

    2月14日(3日目)

    ・バロダヤ公立小学校見学、1コマ教えるボランティア

    ・エカタアカデミー、2コマボランティア

    ・ネパールの若者と夕食交流会     

                            

    宿泊先:タメルホテル

    2月15日(4日目)

    ・カトマンズからポカラに向けて移動 (所要時間約7時間)

    ・ネパール一番の絶景フェワ湖周辺散策及びショッピング      

     

    宿泊先:レイクサイドホテル

    2月16日(5日目)

    ・サランコットの丘から日の出参拝

    ・WDSO (外部の女性自立支援団体、バッグなど手作り品をフェアートレードで販売している)見学

    ・レクナス市まで移動、アンナプルナ自立発展センター(洋裁教室見学)

    ・ベクナス湖観光

    ・自由時間(家庭訪問など)

                    

    宿泊先:アンナプルナ自立発展センター

    2月17日(6日目)

    ・ポカラからカトマンズへ移動

    ・病院見学と清掃活動

    ・スワヤンブーナート見学(世界遺産-目玉がシンボルの仏教寺院の観光)    

    ・ショッピング        

     

    宿泊先:現地人宅ホームステイ

    2月18日(7日目)

    ・朝食後、カトマンズ空港へ移動。

    ・カトマンズ発(翌日、日本到着)

  • 運営メンバー紹介

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    発起人:池田 吉孝

    ​世界中の若者がチャレンジできる環境を創造したい!

    学生時代、バックパッカーで様々な途上国を回ったのをきっかけに、途上国での事業に関心を抱き、2014年にドミニカ共和国での日本食レストランの立上げに参画。その後、

    WiLL株式会社の取締役に就任と同時に留学斡旋事業を立上げる。2015年からは、メディアも立上げ海外情報発信中。世界をグッと身近に感じるメディアを立上げるworlli

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    現地コーディネーター:

    Neupane tsunekoさんと旦那様

    「世界の日本人妻は見た!」出演家庭。

    tsunekoさん:20年以上に渡りネパールで様々な支援活動をされて来られ、物資の支援ではこの国を発展させることは難しいと感じられ、今後は洋裁学校など自立支援をメインに活動を行う。

    旦那様(シバさん):数年前より日本人観光客向けのツアー会社を起こし、ツアーコーディネーター、通訳など何でもこなす。事業を行う傍ら、tunekoさんがされる支援活動にも積極的に携わっている。

     

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    学生リーダー:高麗大学1年、白柿 孝雄

    ビートボックスをこよなく愛するグローバル学生

    高校の時に参加した台湾の奉仕ボランティアを通して海外の人の為に働くことの楽しさを知る。その後途上国ビジネスに興味を持ち、現在韓国の高麗大学で経営学を専攻中。傍ら趣味のビートボックスでたまに公演中。

  • 個別カウンセリング

    インターンシッププログラムに興味がある方は、まず無料カウンセリングをさせてください。本プログラムへの参加動機や現地でどのようなことをやってみたいのかなど、具体的かつ丁寧に説明します。池田のラインアカウントはbahutakaですので、直接ご連絡いただいても構いません。

  • 協賛団体

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    WiLL株式会社

    http://will-b.tokyo/

    若者を"for you人材"へと成長させる!をモットーに人材ビジネスを行う企業。

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    Furusato

    http://www.furusatohimalayan.com/

    ネパールにて、日本人観光客向けのトラベルツアーを企画する企業。

  • 個別カウンセリング

    インターンシッププログラムに興味がある方は、まず無料カウンセリングをさせてください。本プログラムへの参加動機や現地でどのようなことをやってみたいのかなど、具体的かつ丁寧に説明します。池田のラインアカウントはbahutakaですので、直接ご連絡いただいても構いません。

  • お問い合わせ

    ご不明な点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

  • 番外編:貧困家庭の自立支援のために、洋裁訓練学校を作るプロジェクト

    私たちはスタディーツアーだけでなく、私たちは貧困で苦しむ家庭の自立支援のために、洋裁訓練学校を今月からスタートしておりますのでその様子もお伝えいたします。

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    なぜ物資支援でなく洋裁学校なの?

    子供が学校へ通えるためには収入面でのサポートが必要。

    多くの日本の支援者が、学校に通えない子供達のために、学校を建てようされたりしますが、それでも学校に通えない子供達がいます。それは、親が収入的に自立ができていないのが理由になることが多くあります。つまり、物資の支援よりもお金が稼げるスキルを身につけさせて、自立を促す必要性があると強く感じ、我々は洋裁学校を作り事に決めました。

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    洋裁学校の教師はどんな人?

    政府プロジェクト講師兼経営者

    教師の名前はShanti Pariyar( シャンティ・パリヤール)仕立て屋カーストの夫人です。今は自分の仕立て屋を経営しています。

    このお店を始める前は政府のプロジェクト(Women Skill Development Project-Lekhanath,Kaski)で洋裁を習いました。その後、そのプロジェクトの講師として10年間教え続けています。教えながら仕立て屋さんでオーダーメイドをしています。

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    ポカラの貧困家庭1

    一家の大黒柱が不在

    Kopila Kumal( コピラ・クマール)さん43歳 と息子16歳 だんなさんが2年前に亡くなり、財産もなし。いくつかの家で洗濯や家事のお手伝いの仕事をして何とか生計を立てています。子供に上の教育を施すには今の状態では不可能です。

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    ポカラの貧困家庭2

    子供を学校に通わせられない​

    Deepa K.C. さんファミリー。Deepa K.C. (ディーパ・ケーシー)さんは33歳です。ご主人は建設現場で土方の仕事をしています。1日500-600円の日当で雨の日や資材を調達できないときは仕事ができません。収入が安定していません。10000-15000円月収で5人家族が食べるのがやっとで、6歳になる子供も幼稚園に入れることができません。

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    ポカラの貧困家庭3

    この方は、tunekoさんの旦那さんの氏族の方です。彼女の名前はTara Basnet( タラ・バスネット)さん、34才です。だんなさんの名前はラメシュさんです。左端がだんなさんですが警察にずっと勤めていて退職して今は専業農家です。警察を退職して給料も安かったし、年金などほとんどなくとても貧しいです。家もこれまで調査した家庭で一番小さく、洋裁教室で学ぶ希望をされました。

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    クラウドファンディングを成功させるとどれ位効果があるの?

    年間100名の女性が収入を得れる学校を作る。

    現在、我々は4台のミシンを購入して試験的に訓練を開始しております。1台のミシンで2〜3名ほど訓練を受けることができ、約3ヶ月で仕立て屋として仕事がもらえるレベルになります。今回8台ミシンを増やし、合計12台のミシンで1年間で、100名の女性の自立サポートができる学校を作ります。